作品紹介 写真提供、施工,デザイン川森建具
製作:立川建具
オーソドックスな “菱組 麻の葉入り”の欄間(らんま)です 写真のものは ガラス入りになっていて 和風FIXとして使われています。
書院障子の一例です

網の部分の細工がむずかしく
一般に“
投げ網”と呼ばれる組子です、 組み手の角度が一つ一つ
違うので 建具屋泣かせです。

漁師と鯛、波は彫刻品をはめ込んであります。

下の方の両側にあるのは 見た目のとおり “
籠目(かごめ)”と呼んでいる 組子です。


このように絵柄を組子で表現するので 職人のセンスが問われます。
近年は和風ばかりでなく 一般の住宅にも洋風の建具が採用されるようになりました。


輸入ドアや 国内メーカーによる製品もありますが お客さんのデザインによって 規格外の製品も作ります。

有名な “井波の彫刻欄間”に対して “田鶴浜の建具欄間”として もっともポピュラーな
“筬欄間(おさらんま)”です
部屋をシャープな感じに引きしめます。

写真ものは“井桁(いげた)” 別名「ねずみくぐり」をつけてあります。材料も さわら、秋田杉、神代杉など高級な材料が使われることが多いです。
クローゼット
 床から天井までの扉をつけて
フロアーには収納家具(たんす等)を置かずに すっきり整理できます。
 建材を使ったフラッシュ構造が多いですが タモなどのムク材をしようして高級感を出したりします。

どこでも開けることができて 鏡を取り付ける場合もあります。

高さがほぼ天井までなので
長いものも大丈夫! 約2m30cm位。


組子を扇の形に切り落とした
中連障子
少しあらたまった和室に入れます。
扇のなかにさらに 霞などの
模様をいれることもあります。

これはまだ施工前の写真です
まだ“引き手”(取っ手の金具です)が入っていません。

この手の注文が多くなりました。
 めっちゃ手間がかかるので
設計士さんに やめるように
いってください(笑)


たまにしかやりませんが こんな
家具も作ります。 家具は学生の頃から 趣味でやっていた延長ですから あんまり仕事って気がしません。


写真は今流行の玄関収納です。
棚板は 可変式で 背の高いブーツも入れられます。

右側の扉の中は ハンガーが掛けられるようになっていて 雨具がしまえます。


お寺の欄間です 石川県の県木「あて」で作りました。
まだ塗装前ですが 県外の老人施設の玄関だそうです。円形はやだ!っていってるのに・・・・。タモで作りました、重たいです。


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