レポート半自動NCラジアルソーを作ってみました
その2
各部品の設置準備も出来て いよいよ取り付けの段階となりました。
削る アクチュエーターを取り付けるため機械の一部を削ります。


安全グラス、ゴム手袋で防備して ディスクグラインダーを駆使して削ります、
火花が飛び散り火事にならないか 冷や冷やものです。
どうしても必要なローラーはコの字型のステーを溶接して残します。(溶接は へたっぴです)
設 置1

こんな感じに取り付けます。
元の機械から1mほど飛び出します
はっきり言って じゃまです(−−;)

軸の後先で テーブルの位置が同じになるように調整して固定します。


「ナットブラケット」とテーブルは 蝶ねじで接続します。
従来の手動での運転時には 蝶ねじをはずしてナットをモーター側に移動してじゃまにならないようにします。
設 置2

制御機器は 機械台座の中にちょうど 入れる場所があったので入れます、
通気性があって 粉塵のないところが理想です。

スイッチ類は数値入力ユニットが 左手操作移動スイッチは 右手手元にがっちりと固定


定寸送り、プログラム送り、原点復帰が右手だけで行えます。
完 成!

完成!です どこから見てもNC・・・に見えます?(誰ですか 電卓つきの ラジアルって言ってるの!)


問題は 何年?何ヶ月?何日?持つかです(−−;)


1号機は 11年経ってまだまだ現役なので メンテナンスしだいだと思います。
 


手動運転のハンドルは 多分使わないので は(と思います 経験から)
運 転 どんなことができるかってゆーと、NC(数値制御)なので CADで求めた(というか勝手に出てくる)数値を そのまま打ち込むだけでいいので ベニヤ板に原寸図を描かなくてよくなります。斜めに組子が入るときなんかにすごく便利です。例えば
←亀甲組:部品がばらばらなので 一個の部品で 0.1mm違うと10個で1mmずれていきます (昔は縦横をつぶしたり 立てたりして 調整していました)
 今では ぴったり正六角形です。
あとがき  以上さささ・・・とレポートさせていただきましたが 実際には部品の見積り手配から3ヶ月ほど掛かっています、
1号機のときは 資料集めと設計に3年かかりました 理論ではうまくいくはずでも実際にはとなると一か八かです((^^;; ヒヤアセ)
お金を捨てるつもりで やらないと。

 11年ぶりに機械の大改造やりましたが 疲れました。 やっぱり建具作っているほうが 楽です
今後は 新品の機械が買えるように がんばらねば!(゚゚;)